2007年8月11日(土)〜17日(金) 沖縄本島&慶良間ツアー


大雨からスタート

昨年のシミランツアーの時は大雪で成田出発が大幅に遅れたことがありましたが、今回は沖縄地方が大雨で那覇行きの最終便は1時間遅れ、しかも着陸できない場合は関空に戻る?という条件付の出発になりました。しかし深夜の関空に連れて行かれてもどうすりゃいいの?・・・、と一抹の不安を抱きつつ今回のツアーが始まりました。

幸いにも那覇空港には無事に着陸できたのですが、翌日のニュースによると沖縄本島では地下が浸水するほどの記録的な大雨だったとか。この影響で初日のダイビングに向かう際も高速道は寸断され、車窓から見える海は流れ込んだ土でニゴニゴ状態。なんとも気合が入らないままレンタカーで万座に向かったのでした。


恩名でダイビング

初日は海の状態から恩名エリアでのボートダイビングになりましたが現地に着いた時点では時折雨が降り、ボート乗り場の水面は茶色く濁っています・・・。
今回本島での海を案内してくれたライトブレインズの高山さんは海が濁っていることを気にしていましたが、いざ海に入るとダイビングを楽しむには十分な状態、しかも水温が30℃あるのでストレスなく潜ることができます。

本島では2日間のダイビングを予定していて、両日とも万座周辺になりましたがドリームホールのような地形からクロスラインの砂地、そしてナクユクイでは網につく魚たちなどいろいろと楽しめて、当初の沈滞ムードは一気に吹き飛んだのでした。

ところで夜は一緒に潜った方たちと飲みながら聞くところによると、座間味に行く予定だったのに船が出なくて渡れずにこちらで潜っているとのこと。また我々が那覇に着いた日の雨はものすごかったようで、時間つぶしに行った美ら海水族館からの帰りの県道では目の前で土砂崩れが発生して通行止めになったとか。

そうしてみると予定通りに那覇に着いて潜ることもできた我々はとてもラッキーだったようですが、実はこの強運はこの後の慶良間でも発揮されるのでした。

慶良間へ

なにはともあれ本島での2日間のダイビングを楽しんだ我々は那覇に移動し、夕食はRieさんのリクエストでステーキを堪能。そしてこの日那覇に到着したBun&Tomoファミリーと合流したのでした。

翌14日は朝イチの高速船で阿嘉島に向かったのですが、実は高速船は前日までずっと欠航していて、ようやく運行再開だったのです。

あとで聞いた話ですが高速船欠航中もフェリーは運行していたのですが、お盆の最繁忙期ということもあって欠航した高速船利用者が朝早くからキャンセル待ちに殺到して、結局慶良間に渡れなかった人も結構いたそうです。
う〜ん、やっぱり我々はついている!(←自己満足)

ともあれ、高速船は大して揺れることもなく時間通り阿嘉島に到着。今回ツアーの後半、慶良間ツアーも無事スタートを切ることができました。



慶良間でのダイビング

阿嘉島到着後はさっそくダイビング開始。こちらでの案内はゴビーズの吉竹さんと吉田さん、そしてボスの鴨谷さん。こちらでも外海は海況の関係で厳しいため島近くのポイントになりスタッフの皆さんは残念がっていましたが、我々は慶良間の海の美しさを堪能させていただきました。

なかでも普段は子守のために夫婦交代で潜っていたBun&Tomo夫妻は、今回お母さんに同行していただいたので夫婦二人一緒に潜ることができ、とっても楽しんでいただけたようです。特に「海底砂漠」でフィンを脱ぎ水中でじゃれている二人の姿はとても楽しげで、このときの撮影した動画はログ付けの際に皆で見たときに大ウケでした。

そして今回のツアーの最終ダイビングでモッチーが200本を迎えました、おめでとうございます。
こうした遠征ツアーのときには、痒いところに手が届くように何でも出てくるモッチーのドラエモンのポケットは欠かせない存在なので、これからもよろしくお願いします。
ちなみに下に掲載の写真は199本のときに人文字?で表現した「199」です。Tomoちゃんの楽しげな顔とモッチーのやる気のない雰囲気がいい味出してます。



帰りは台風

ダイビング最終日の昼過ぎ、「阿嘉島での楽しい休日も今日で終わりか〜。明日は帰るんだな〜」という気分にひたっていた我々に恐怖の島内放送が突如襲いかかってきました。それは「台風接近で明日は船が欠航するかもしれないので島を出るなら夕方の船に乗るように」とのこと。
確かに台風は近づいてきてるけど明日はまだ那覇に戻る連絡船は大丈夫だろうたと思っていたので、この放送には一気に休日気分が吹っ飛んでしまいました。

さっそく鴨谷さんとも相談しましたが、明日はまだ連絡船は欠航しないだろうと見込んで予定通りダイビングを継続することにしました。
そして迎えた最終日、高速船は欠航になったものの連絡船は臨時便が出ることになって無事帰ることができることになってひと安心。沖縄ツアーではいつも台風の合間をぬって予定通りの行程をこなしてきた私にとって今回も強運がついていたようです。(←正直言ってドキドキしてました)

こうして臨時便の連絡船に乗った我々は昼過ぎに泊港に到着し、予定の飛行機に乗ることができました。
今回のツアーでは慶良間や沖縄の海は初めてという方もいましたが海の美しさ、そして島で過ごす時間の心地よさをしっかりと味わっていただけたようで、また行きたいという声を多数頂きました。
慶良間の海は夏以外でも季節ごとに楽しみがいっぱい、そして本島では海以外にも北部の自然を楽しむツアーも計画できます。また次回のツアーにも皆さんが楽しんでいただけるツアーを考えていきたいと思ってますのでリクエストなどあれば遠慮なく言ってください!