2013年8月6日(火)〜10日(土)   慶良間ツアー


スピード手配でトップシーズンの沖縄へ

それは7月下旬の日曜日にTさんからいただいた1通のメールから始まりました。
「8月の上旬に休めることになったので南の島のキレイな海で潜りたい!」

8月の沖縄といえば最繁忙期。しかも出発まで2週間という時点でツアーを組むのはかなり難しそうとは思いつつも調べてみたら、ラッキーなことに希望の時期に慶良間でのツアーができそうな雰囲気ではないですか。
そして急遽の募集にもかかわらず参加出来る方もでてきて、その日の夕方には一通りの手配もできてスピード手配でツアーの実施が決定したのでした。

後でわかったことですが、お盆休み前にあたるこの時期はちょうど連休の谷間みたいな感じで、ダイバーもそして島に渡ったり滞在する旅行者も少なくて結果的には穴場的で結構良い時期だったようでした。


真夏の阿嘉島へ

初日は夏場だけ運航している昼の高速船でまっすぐ阿嘉島へ。
到着後はすぐに宿の近くのビーチでシュノーケリングを楽しみましたが、今回参加のゲストの方々はまだこの時点では離島に来た実感があまりわいてなかったそうです。
たしかに、ほとんど寄り道もせずにわずか半日で島に着いてしまうと離島に来た実感がわかないのも無理はないかもしれません。

でもそこは夏の沖縄、ウェットスーツを着ないでのんびりシュノーケリングをしていてもとっても快適。
そして夕暮れ時に展望台付近を散歩していたら野生のケラマジカも現れて、やっぱり遠くまで来たんだなあと実感させられたのでした。



水温30℃、透明度は30m〜!

さていよいよ阿嘉島でのダイビングがスタート。
8月の上旬ということもあってダイビングボートもダイバーで混んでいるのかと思いきやゲストは我々だけ、そんなわけでいきなりワイルドなヤカビ島方面の地形ポイントへ案内してもらえました。

この夏はずっと台風もきていないせいか水温は30℃前後、透明度も30m〜とコンディションも最高です。
その後もちょっと深めだけどツバメウオが悠然と泳ぐ漁礁や流れの入る砂地のポイントなど、初心者ダイバーがいたらちょっと緊張するかもしれない所に初日から行くことが出来たのでした。












連日のグッドコンディション

ダイビング2日目以降も天気は良好、海も穏やかで普段はあまり行けないポイントにも行けそうな状況に期待も高鳴ります。
そんななかでも2日目の3本目に行ったタカチンシは大当たり!
程よい流れにイソマグロやカスミアジの群れ、それにナポレオンやタイマイも我々を迎えてくれました。
とりわけカスミアジは100匹以上いたのではないかという大群で、ガイドさんもこれだけの大群はめったに見れないと感激するほどだったんですよ!

もちろんワイルド系ばかりではなくて癒し系も楽しめました。
なにしろ水が温かくて連日潜っても冷えを感じないので、光の差し込むサンゴ礁でのんびり潜るのもこれまた快適です。
ただあまり水温が高い状態が続くとサンゴにダメージを与える白化現象にもつながってしまうので喜んでばかりもいられないのですが、やはり自分たちが潜るときは晴れて穏やかな海はありがたいかぎりですよね。



天候に恵まれた5日間でした

阿嘉島に4泊して追加ダイブも含めると合計で9ダイブ、やっぱり3日潜ることができると結構充実したダイビングを楽しむことができるのではないでしょうか。
そして離島のダイビングツアーでは天候の影響で離島航路が予定通り運航するかどうかでハラハラすることもこれまでは少なくなかったのですが、今回はそんなことも一切なくてとっても心おだやかにツアーを終えることが出来ました。

ところで今回はデジカメも買い換えて持って行ったのですが、新しいデジカメはコンパクトタイプとはいえ随分と性能が向上しているのに驚かされました。
特に動画がとってもきれいに撮れるうえ記録メディアも大容量になっているので結構動画も撮って楽しむことが出来ました。
一方で小型の動画カメラも面白そうだし、沖縄ツアーに行って新たな悩みの種が増えてしまったようであります。
いずれにしても慶良間の海は撮りたいものもいっぱいあるし何度行っても飽きないので、また皆様からのリクエストお待ちしております。